「Blogで収益上げてやるぜ!」と息巻くと色々な壁にぶつかります。
WordPressインストールの山を越え、「さっそく記事を書くぞ」と思うとWordPressの操作方法の谷に落ち、ある程度操作方法を把握してより良い記事の書き方はないかと調べるとSEO。
そうなんです。
やること、考えることいっぱいあります。
そこでこの記事ではSEO対策について、さらっと触れて実際記事を書く際、必要最低限のSEO設定をご説明します。
ライティングテクニックなどは解説していません。
あくまで設定としてのSEO対策であり、最低限設定する項目です。
SEOプラグインは必須?
「All in One SEO Pack」などのプラグインを追加する場合、自分で使っているテーマに必要かどうか確認しましょう。
私が使っているのは「Cocoon」ですが、テーマ自体にSEO対策がされているのでSEO系ブラグインは必要ありません。
「JIN」や「SANGO」も見ている限り必要ないかなと思っているのですが、わからない場合は同じテーマの利用者や製作者のサイトなどで確認しましょう。
合わせて読む
SEOとは?
こんな見出しのサイトゴロゴロ出てきます。
記事執筆中にGoogleで検索したら6,710万件ヒットしました。
SEOの細かいことは他のサイト様にお任せします。
すごく簡単に説明すると「Googleが好むページを作る」ことです。
Googleが好むということは検索で上位表示される可能性が高くなります。
ただ「こうしたら確実に上位表示されます」というマニュアルがある訳でもありません。
一応Googleからアドバイス的なことは公表されています。
ふわっとしたイメージしか浮かばないとは思いますが「これを基準にSEO対策しましょう」ということです。
しかし、これを守ってページを作っていて上位表示されたとしても、ある日突然下位へ落ちてしまうこともあります。
Googleのコアアップデート。
ブロガー・アフィリエイター界隈でざわつく日です。
ですので、SEOに全神経を使うより他の方法で集客できるように展開していくことも視野に知れた方がいいと言われています。
なぜ最低限3つの設定をするのか
Googleが好むページと言っても、明確にこれをしたらいいと言うのはないし、いったい何をしたらいいのかわからない。
悩む方もいると思うので、これだけは「やっておこう」という最低限の設定を3つお伝えします。
ここでの設定はプラスになる、というより「0」と思ってください。
これをやっておかないとマイナススタートということになります。
例としてテーマCocoonで説明しますが、ブロガーさんがよく利用されている「JIN」や「SANGO」でもおそらく同じように設定ができる箇所があると思います。
詳しくは該当テーマの説明ページでご確認ください。
設定する項目は3つ
- ページタイトル
- ディスクリプション
- キーワード
一つ目はページタイトル
HTMLのタグでは下記のように表記しますが、これが何なのか知らなくても設定はできます。
<title>ページタイトル</title>
これはブラウザのタブに表示される文字になります。
赤線の部分ですね。
ですが!このページタイトルはここだけに使われているものではないんです。
実はGoogleの検索画面に表示されるとても大事なものなんです。
クリックされてもすぐ閉じられては意味がない
検索結果をクリックするとき、タイトルで判断されることがほとんどです。
そのタイトルが自分の探しているものと違ったものであればクリックしないですよね?
なおかつ、クリックした先が自分のイメージと違った内容であった場合、ページをすぐに閉じませんか?
ページタイトルは検索している人にとって、そのページが自分に必要な情報を提供してくれるかどうかを判断する最初の材料になります。
また先ほどの検索結果画像を見ていただくとわかると思いますが、ページタイトルが途中で切れています。
PCでは32文字までしか表示されません。
スマホはもう少し長く表示されますが、切れるのを見越して32文字までで設定するのがいいです。
とは言っても、私は32文字以上でもタイトルをつけています。
切れるのを見越して前方でページ内容が把握できるようにページタイトルをつけています。
Googleはページタイトル内の単語と文章内の単語を見ている
例えば「SEO」をキーワードとしたページを作ろうと決めたとします。
ページタイトルは「検索上位になる方法」
これではGoogleで「SEO」と検索しても上位はされにくいです。
なぜならGoogleが大事だと言っているページタイトルに「SEO」というキーワードが入っていないので、Googleは「SEO」という単語は大事ではないと判断する可能性があるからです。
ページタイトルで大事なこと
- キーワードを自然に組み込む
- 32文字まででページの内容が把握できるようにする
二つ目はディスクリプション
HTMLのタグでは下記のように表記しますが、こちらもどういう意味なのか知らなくても問題ありません。
<meta name="description" content="★★サイトの説明文を入れる★★">
これがどこに使われるのかというと、Google検索結果のタイトル下。
ページの説明文(要約)です。
ここは何も設定していなければ自動で記事内の文章が表示されます。
文字数は約120文字ほど。
設定した方がいいのかと言われればそうだとは思いますが、私は設定していません。
していないと言うか、なんとなくページの内容わかるしいいかなと思って後回しにしています。
今後、リライトしつつ対応した方がいい記事に関しては対応していこうと思っています。
対応した方がいいページとは
記事のリード文(最初の文)があいさつだったり記事とは関係ない話なら設定した方がいいです。
「SEO」をキーワードとしたページの要約に
「こんばんわ、海里です。最近寝不足が続いて結構つらいんですよね。みなさんはどうですか?」
なんて書いてあるとします。
それがGoogle検索結果で表示されていたら「ん?」と思いませんか?
その場合は本文部分をコピペでいいので設定した方がいいです。
余力があるならディスクリプション用の文章を作ろう
ページの要約なので、タイトル同様キーワードを自然に含めつつ文章を作ることが大事になってきます。
ただ、キーワード考えて、記事書いて、アイキャッチ作って、ブログを1記事を作るにはたくさん考えなければなりません。
それに加えて、ディスクリプションを改めて考えるとなると心折れそうになります。
昔の私は「ディスクリプション考えなきゃ。でも思いつかない!記事公開できない」とぐるぐるしてたこともありました。
記事が公開できなくなるくらいなら、ディスクリプションは後回しでもいいです。
それより記事内の文章のことを考えましょう。
ディスクリプションで大事なこと
- リード文で記事内関連のことを書いているなら優先的に設定しなくてもいい
- キーワードを自然に組み込む
- 文字数は120文字ほど
三つ目はキーワード
設定項目の最後は「キーワード」
HTMLでは
<meta name="keywords" content="Wordpress,ブログ,SEO">
これは閲覧者の目に触れることはあまりありません。
見るならば、ページのソースコード内で確認することができます。
実はこのキーワード、現在では使われない設定になっています。
必要ないと言っても、わざわざ「キーワードです」と宣言する必要がなくなっただけ
少し前まではHTMLの「meta name=”keywords”」にキーワードを記入し、Googleに宣言することがSEO対策では必須でした。
しかし、Google自体が「 meta name=”keywords” (メタキーワード)」は入れなくてもいいよ、とおふれを出したため必要ない項目となってしまいました。
とは言っても、キーワードがいらなくなったわけではなく、「ページタイトル」「ディスクリプション」「記事」には含めなくてはなりません。
記事を書くため「キーワード」を選出は絶対に必要です。
ここでいうキーワードとは「Googleにこれがキーワードですと宣言しなくてもいい」ということですので間違えないのように気を付けましょう。
Googleクローラーはキーワードを選出する技術を備えている
「ページタイトル」「ディスクリプション」「記事内容」それらの中に自然にキーワードを含めることが重要です。
むやみやたらにキーワードを入れて不自然な文章を記述いていた場合、Googleはスパムとして扱い、検索結果にも表示されなくなってしまいます。
小手先の技ではなく、本当にユーザーが必要な記事を求められます。
今後ますますWEBライティングの技術が試されることになるのは目に見えていますね。
私も含め、ブロガー・アフィリエイターの方は頑張っていきましょう!
各項目の設定方法
最後に各項目の設定をご説明します。
WordPressテーマCocoonでの設定を前提にしていますが、「ページタイトル」「ディスクリプション」「キーワード」が何なのか理解できていれば、 「JIN」「SANGO」でも 「SEO設定」の項目を見れば把握できるはずです。
必要に応じて設定していただき、今は必要ないと思えば空欄でも構いません。
ページタイトル設定
Cocoonの場合、基本的に設定をしなくても記事タイトルがページタイトルに適用されます。
よっぽどの理由がない限り記事タイトルとページタイトルを変えるのは個人的にあまりお勧めしません。
どうしても変更が必要な場合、投稿ページの最下部に「SEO設定」が表示されています。
設定項目「SEOタイトル」にページタイトルを入力してください。
「SEO設定」-「SEOタイトル」を設定するとどうなる?
記事タイトルとページタイトルが違うものになります。
- ページタイトル「ブラウザタブ」「Google検索結果」
- 記事タイトル「ブログ内で使用」
個人的な意見ですが、同じタイトルの方がいいでのはないかと思っています。
記事タイトルとページタイトルが違うと管理する自分が混乱しそうです。
閲覧者がお気に入りに登録した場合も認識した記事タイトルとお気に入りに表示されているページタイトルが違うとこれも混乱を招く恐れがあります。
ページタイトルと記事タイトルを違うものにする場合、しっかりとした理由がない限り同じにしておきましょう。
ディスクリプションの設定
Cocoonはディスクリプションも、特に設定しなくても文頭から120文字ほどをディスクリプションとして適用してくれます。
この記事の最初「なぜ設定するのか」でも触れたように、文頭120文字があいさつなどキーワードと関係ない内容なら設定しましょう。
新たにページ説明(要約)を作るのに悩むのであれば、とりあえず記事内の本題部分をコピペして貼ってもOKです。
設定場所は「SEO設定」-「ページタイトル設定」の下、「メタディスクリプション」
キーワードの設定
先にも説明したように「キーワード」を入力する必要はないです。
ただ、自分自身で「この記事のキーワードは○○だな」とすぐ把握できるように設定しておくのもいいかと思います。
私自身は今現在設定していませんが、今後対応していく予定です。
設定場所は「SEO設定」-「 メタディスクリプション 」の下、「メタキーワード」
入力の仕方は
「WordPress,SEO,キーワード,ディスクリプション,ページタイトル」
という風に「,(半角カンマ)」で区切っていれます。
Googleに好まれる記事とは?
コアアップデートが発動するたびに変わります。
ただ言えることはユーザーの役に立ち、なおかつ自分の意見を述べることにつきます。
どこかの記事をリライトしたような記事はいらない、ということになります。
昔であれば小手先の技で上位表示させることは可能でしたが、Googleクローラーも頭がよくなってきています。よりユーザーに近い能力を持ってきているのでしょう。
正直私もライティングは苦手ですし、勉強している最中です。
答えがないなら、答えを探してGoogleと仲良くしていかないといけないのだなと思っています。
まとめ:最近のWordPressテーマは優秀。SEOを理解して最低限3の設定をしよう。
- 「Cocoon」「JIN」「Sango」などブログに特化したテーマはSEO対応しているので、新たにSEO系のプラグインを入れなくてもいい。
むしろ入れると誤作動の原因。 - SEO対策とは「Googleに好まれる」ページ(記事)を作ること
- まず気にするのは「ページタイトル(記事タイトル)」「ディスクリプション」「キーワード」
- 「Cocoon」「JIN」「Sango」 などSEOを意識して作られたテーマはわざわざSEO対策をしなくても大丈夫
- SEO対策で時間を使うならキーワード意識しながら自分の意見を述べ、なおかつユーザーのためになる記事を書こう。
コメント
[…] […]